臨床研究の実践に向けたベーシックセミナー2019

 2017年5月に「人を対象とする医学系研究に関する倫理指針」の一部改訂、および2018年4月から新たに「臨床研究法」が施行されるなど、近年、臨床研究を取り巻く環境は大きく変貌しています。より良い医療を提供するため、医師のみならず薬剤師としても臨床研究を立案・実施することで、新たなエビデンスの構築やそれにつながる可能性のある結果を得る活動は非常に重要です。
 一方、臨床研究は医師を中心に実施される研究が多く、薬剤師自らが主体で研究を行うことは容易ではありません。
 そこで日本病院薬剤師会では、薬剤師が実施する研究の裾野を広げるため、まずは学会発表・論文執筆が出来る薬剤師の養成を目的として「臨床研究の実践に向けたベーシックセミナー」を開催致します。本セミナーでは薬剤師が行う臨床研究の留意点、医療機関内で薬剤師が寄与した臨床研究(介入研究・観察研究)の実例、薬剤師でも実施しやすい公開情報を用いた調査研究の実例を紹介すると共に、午後からは教育講演として統計の基礎について学び、引き続き学会抄録ブラッシュアップセミナーと題してワークショップ形式の研修を行うことで、薬剤師が研究を実施し学会発表および論文執筆に挑めるキッカケになることを期待しております。何卒、多数受講くださいますようご案内申し上げます。

 

臨床研究推進委員会
委員長 田﨑 嘉一 

本セミナーの申し込みは、Webでの申し込みとさせていただきますので、下記の手順に従ってお申し込みください。

臨床研究の実践に向けたベーシックセミナー2019
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